レスポンス (GET)

CloudPRNTにおけるクライアントからのGETリクエストに対する、サーバーからのレスポンスの設定項目は以下を参考にしてください。

レスポンスヘッダー	レスポンスBody
HTTPステータスコード、CloudPRNTで定義されたカスタムヘッダー(オプション)	クライアントから指定されたメディアタイプでエンコードされた印刷ジョブのためのコンテンツデータ (JSONデータは含みません)

サーバーレスポンスは、レスポンス body として GET 要求にて指定された”type”のフォーマットでエンコードされた印刷ジョブデータを設定してください。また、クライアントは同一の印刷ジョブファイルに対して更なる GET 要求を送ることにより、データの再要求をすることが可能性としてあります。これは通常の操作において想定されませんが、必要に応じてサーバーにて制御の考慮をしてください。

サーバーは下記値のうち一つの適切なHTTPレスポンスステータスコードを設定してください。

200 (OK) - 操作が成功し、印刷ジョブデータを期待通り返した
404 (not found) - 利用可能な印刷データが無い
415 (unsupported media type) - サーバーがサポートしないメディアタイプの要求であった

200 以外のエラーステータスコードの場合、レスポンス body は無視されます。

尚、サーバーからのGET応答に関する各HTTPレスポンスステータスコードを受け取り後のプリンタの動作例は下記となります。

ステータスコード	プリンタ動作
200	印刷完了後、codeパラメータに200 OKを付加して印刷ジョブ完了確認(DELETE)を発行します。
200以外	codeパラメータにエラーコード520(もしくは521)を付加して印刷ジョブ完了確認(DELETE)を発行します。

レスポンスヘッダー

印刷ジョブが text/plain、 image/png、 image/jpeg のいずれかのメディアタイプの時、サーバーは印刷ジョブに対して、下記拡張制御オプション(*)を設定することができます。
(*)この機能はファームウェアバージョン 1.2 以降(mC-Print2 / mC-Print3)で対応しています。

Header Field Name	Example	Description
X-Star-Buzzerstartpattern	X-Star-Buzzerstartpattern: 1	送信したジョブを印刷する前に、ブザーを指定回数分鳴らします。指定可能範囲: 1 ~ 3
X-Star-Buzzerendpattern	X-Star-Buzzerendpattern: 1	送信したジョブを印刷した後に、ブザーを指定回数分鳴らします。指定可能範囲: 1 ~ 3
X-Star-Cut	X-Star-Cut: full; feed=true	印刷後のカット動作の挙動を指定します。指定値: full, partial, none. feed オプションは true か false で設定します。 (指定されない場合 true になります)
X-Star-ImageDitherPattern	X-Star-ImageDitherPattern: none	画像イメージを印刷する場合のディザリング適用の有無を指定します。 (指定しない場合 fs となります) 指定値: * none - 適用無し * fs - Floyd Steinberg 誤差拡散適用
X-Star-CashDrawer	X-Star-CashDrawer: start	送信したジョブの印刷の前後におけるキャッシュドロワーオープンの設定をします。指定値: * none - 適用無し start - 印刷前に実行 end - 印刷後に実行

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